2006年 05月 13日
トラジャの市場 - ユーズドブラ |
ガイドのウディンさんはバトミントンをやっているので、「貧乏人はこういう市場でしか買えなーい」と言いながら、白いポロシャツを探してます。私も「これはどう?」と探すのをお手伝い(笑)。Tシャツやポロシャツは洗濯してあると言っても、既にそれでは済まない程袖口や襟が汚れているものや擦り切れているものもあるんですけれど、根気良く探すとまぁまぁ着れそうなものがあります。確かシャツ類は2枚でRp.20,000(約¥260)。ウディンさんは1枚しか要らないということで半額のRp.10,000で購入。タグを見ると結構日本製が多かった気がします。あとハングル文字の入った体操着みたいなのがあったので、韓国製もあるんでしょうね。
あぁ、キティちゃんの縫ぐるみまであるー。それもちゃんと洗濯されているのかこれまたシワシワだし(笑)。
この他にもアクリル毛布などの寝具類もあるんですよね。中古品って何でもあるんだなぁ、この品々はきっと遥々遠くの国から回り回って来たんだろうなぁ、と感慨深いもんです。
下着にしろ寝具にしろ服にしろ(古着は日本でも買えますが、それとはちょっと意味合いが違うかな)、新品を当然の様に買うことって恵まれているんだなぁ、と実感。あ、こちらの人達が引け目や後ろめたさを感じて中古衣料を買っているわけではなくて、それが生活の一部でこうやって楽しんで買い物しているんですから、恵まれている恵まれていないという比較はちょっと違うかもしれないですね。
とりあえず新品を買うことが普通の私達は、もの凄い量の"もの"を次から次へと作り過ぎて、消費し過ぎているだけ。そしてそこから出た中古品が、こうやって違う国でまた一次利用という形で二次利用されているのを見ると、何だか不思議というか、新品が当然という環境がちょっと恥ずかしい様な、後ろめたいような気もします。
by Uh-huh_bali
| 2006-05-13 00:36