2006年 12月 28日
一足先にジャワでお願いごと |
さてさて、2006年も大詰め。過ぎ去ってみれば、3月末から4月上旬にかけての2週間、11月上旬から12月上旬までの約1ヶ月・・・2回もバリ島を中心としてインドネシアへ行く機会があったんですから幸せなことです。
あちらでは、「今年は今回で2回目、3回目のバリで~す」とか「来年になったらまた直ぐ来る予定~」とか、気合の入ったリピーターさんばかりに遭遇していたので、私の様に年に2回で幸せ~なんて言うのはひよっ子(笑)。私も5年位前までは身も心もいつもバリ島に向いていて、こちらでの生活は再びまたバリ島へ行く為だけにあって、寝ても醒めてもバリ島へ行くことばかりを考えて・・・そんな時期もあったんですけれど、このところはコチラとアチラへの想い入れのバランスが上手く取れている感じです。
なので、今年2回行く機会があったことは充分幸せ。「ごちそうさま。有り難く頂きました」って感じでしょうか。これ、3回になっちゃうと、多分「もっと!もっと!」となる様な気がします。
こちらに居ると、神様にお祈りするなんてことは余りなくて、あって神社への初詣、訪れた神社仏閣で手を合わせるくらい。でも、今回ジョグジャカルタで寺院巡りが多かったせいか、お祈りする機会が結構あったんです。
こちらはボロブドゥールより少し年代が古いCandi Mundut(ムンドゥット寺院)。三尊像のうちの釈迦如来の仏倚像。ちょっと後ろに寄り掛かったようで、膝小僧を開いて腰掛けているのが、何となくくつろいだ感じですよね。でも、3、4mはある大きいものなんですよ。
8世紀半ばから後半と言われているので、日本だと奈良時代あたり。東大寺と同じくらいなんでしょうか。凄いですね、何人の人がこの前で手を合わせて祈ったのでしょうね。
仏像の前にお線香を立ててお祈り出来るようになっているので、まずはここでお祈り、お祈り。
次にこちらはボロブドゥール。円壇には格子の釣鐘状の小ストゥーパが72基並んでいて、その中に仏像が安置されています。で、その中の1つに、女性は足の裏、男性は手の薬指をさわると願いがなんでもかなうという仏像があるんです。
写真右下に写る僅かな指先(笑)。
格子から腕を入れて、仏像の足の裏をスリスリしている私の指です。ガイドのマルヨノさんが、別の格子からカメラを持った腕を入れて、スリスリしている私の手を撮ってくれた2人の連携の賜物(笑)。
もぅ、足の裏というか指先をコチョコチョっとくすぐってる感じなんですけれど、何でも願いが叶うと言われたら、腕が届かな~いと言いつつスリスリでもコチョコチョでもしちゃいます。
次にこちらはソロの郊外にあるcandi Ceto(チュト寺院)。イスラム教徒に追われて奥地に逃れたヒンドゥー教徒が、民間信仰と結びついていったもののため、他のジャワの宗教建築とは異なったアニミズムの影響を強く受けたヒンドゥー教遺跡です。
今でもジャワ神秘主義を信仰する人々がお参りしているそうで、その他の寺院が"遺跡"なのに対し、ここはまだ実際に人々と生きている寺院という印象です。このチュト寺院の近くにスクー寺院と言う、これまたヒンドゥ寺院があるんですが、どちらも小さな寺院ですけれど、この2つが心が開いて行く感じがしたと言うんでしょうか、何かとても近くに感じた場所です。
一番上の本殿を時計回りに回ってからお願い事をすると願いが叶うというので、早速お祈り、お祈り(笑)。
「あの~、願い事は1つだけかな・・・?」
「いくつでも大丈夫!」
「あ、そう!じゃ遠慮なく!」
こうやって、あちこちでお祈りすれば願いが叶うと言われれば、お釈迦様でもヒンドゥーの神様でも、幾つでもお願い事をしてしまうげんきんな私(笑)。願ったことはごくごく普通のことなんですけれどね。「家族が元気で過せますように」とか「○○さんの夢が実現しますように」と言ったことから、「世界の人達がお互いを認め合えますように」・・・とか大きなことまで(笑)。
え?私のことですか。
自分の事となると、具体的に願うことが無いのが不思議なんですけれど、「このまま今迄通り穏やかに、思った通りにやって行けますように。何かあった時にはどうぞ力を貸してください」と凄く抽象的ですよね。あ、そうそう思い出しました。1つだけ具体的なお願いと言うか、「○○することに決めました!」と、何故か決意表明(笑)の様なものをしました。この○○はナイショ・・・。でも、ずっとずっと心に秘めて願って来た事ではなくて、ポンと心に浮かんで、「うん、そうだな」とその場で感じたことなんですよ。思いつきともまたちょっと違うんですけれど・・・。
神様も宣言されたって、どうしたらいいか困っちゃいますね。でも、このチュト寺院では何だかそんな雰囲気だったんです。多くの人が瞑想に来るという場所だからでしょうか。
あちらでは、「今年は今回で2回目、3回目のバリで~す」とか「来年になったらまた直ぐ来る予定~」とか、気合の入ったリピーターさんばかりに遭遇していたので、私の様に年に2回で幸せ~なんて言うのはひよっ子(笑)。私も5年位前までは身も心もいつもバリ島に向いていて、こちらでの生活は再びまたバリ島へ行く為だけにあって、寝ても醒めてもバリ島へ行くことばかりを考えて・・・そんな時期もあったんですけれど、このところはコチラとアチラへの想い入れのバランスが上手く取れている感じです。
なので、今年2回行く機会があったことは充分幸せ。「ごちそうさま。有り難く頂きました」って感じでしょうか。これ、3回になっちゃうと、多分「もっと!もっと!」となる様な気がします。
こちらに居ると、神様にお祈りするなんてことは余りなくて、あって神社への初詣、訪れた神社仏閣で手を合わせるくらい。でも、今回ジョグジャカルタで寺院巡りが多かったせいか、お祈りする機会が結構あったんです。
こちらはボロブドゥールより少し年代が古いCandi Mundut(ムンドゥット寺院)。三尊像のうちの釈迦如来の仏倚像。ちょっと後ろに寄り掛かったようで、膝小僧を開いて腰掛けているのが、何となくくつろいだ感じですよね。でも、3、4mはある大きいものなんですよ。
8世紀半ばから後半と言われているので、日本だと奈良時代あたり。東大寺と同じくらいなんでしょうか。凄いですね、何人の人がこの前で手を合わせて祈ったのでしょうね。
仏像の前にお線香を立ててお祈り出来るようになっているので、まずはここでお祈り、お祈り。
次にこちらはボロブドゥール。円壇には格子の釣鐘状の小ストゥーパが72基並んでいて、その中に仏像が安置されています。で、その中の1つに、女性は足の裏、男性は手の薬指をさわると願いがなんでもかなうという仏像があるんです。
写真右下に写る僅かな指先(笑)。
格子から腕を入れて、仏像の足の裏をスリスリしている私の指です。ガイドのマルヨノさんが、別の格子からカメラを持った腕を入れて、スリスリしている私の手を撮ってくれた2人の連携の賜物(笑)。
もぅ、足の裏というか指先をコチョコチョっとくすぐってる感じなんですけれど、何でも願いが叶うと言われたら、腕が届かな~いと言いつつスリスリでもコチョコチョでもしちゃいます。
次にこちらはソロの郊外にあるcandi Ceto(チュト寺院)。イスラム教徒に追われて奥地に逃れたヒンドゥー教徒が、民間信仰と結びついていったもののため、他のジャワの宗教建築とは異なったアニミズムの影響を強く受けたヒンドゥー教遺跡です。
今でもジャワ神秘主義を信仰する人々がお参りしているそうで、その他の寺院が"遺跡"なのに対し、ここはまだ実際に人々と生きている寺院という印象です。このチュト寺院の近くにスクー寺院と言う、これまたヒンドゥ寺院があるんですが、どちらも小さな寺院ですけれど、この2つが心が開いて行く感じがしたと言うんでしょうか、何かとても近くに感じた場所です。
一番上の本殿を時計回りに回ってからお願い事をすると願いが叶うというので、早速お祈り、お祈り(笑)。
「あの~、願い事は1つだけかな・・・?」
「いくつでも大丈夫!」
「あ、そう!じゃ遠慮なく!」
こうやって、あちこちでお祈りすれば願いが叶うと言われれば、お釈迦様でもヒンドゥーの神様でも、幾つでもお願い事をしてしまうげんきんな私(笑)。願ったことはごくごく普通のことなんですけれどね。「家族が元気で過せますように」とか「○○さんの夢が実現しますように」と言ったことから、「世界の人達がお互いを認め合えますように」・・・とか大きなことまで(笑)。
え?私のことですか。
自分の事となると、具体的に願うことが無いのが不思議なんですけれど、「このまま今迄通り穏やかに、思った通りにやって行けますように。何かあった時にはどうぞ力を貸してください」と凄く抽象的ですよね。あ、そうそう思い出しました。1つだけ具体的なお願いと言うか、「○○することに決めました!」と、何故か決意表明(笑)の様なものをしました。この○○はナイショ・・・。でも、ずっとずっと心に秘めて願って来た事ではなくて、ポンと心に浮かんで、「うん、そうだな」とその場で感じたことなんですよ。思いつきともまたちょっと違うんですけれど・・・。
神様も宣言されたって、どうしたらいいか困っちゃいますね。でも、このチュト寺院では何だかそんな雰囲気だったんです。多くの人が瞑想に来るという場所だからでしょうか。
by Uh-huh_bali
| 2006-12-28 16:58